妊娠中は便秘解消法も慎重に

妊婦さんの便秘には、向いている解消法と向いていない解消法とがあります。

 

何かとお腹の赤ちゃんのことが心配になるこの時期だからこそ、便秘解消法も慎重に選びましょう。

 

向いているもの

 

ツボ刺激

ツボを刺激することは、自然で害のない便秘解消法です。便秘解消のツボとしては、以下のようなものがあります。
合谷(ゴウコク)・・・手の甲側、親指と人差指の骨の付け根が交わる、V字の頂点の部分
間使(カンシ)・・・手首の内側、指5本分下の真ん中の部分
これらツボに親指を2秒ぐらい押し込むようにして、それぞれ20回程度、排便をする時に行うと効果的です。
詳しくは妊婦の便秘におすすめのツボの記事へ

 

リラックス音楽

腸は自律神経のうち、副交感神経の働きで活発に運動します。副交感神経は気持ちがリラックスしたときに働きが良くなりますから、リラックスできる音楽を聴いていると腸の活発になるわけです。アロマやマッサージなどと一緒に行うとさらに効果が高まります。

 

マッサージ

マッサージは外側から直接的に腸へ刺激を与え、腸の運動を活発にして排便を促す効果があります。

 

ポピュラーなマッサージ法は「の」の字マッサージで、手の平でお腹に「の」の字を書くように行います。おへその下に手を当てたら、おへそを通って時計回りに円を描くようにゆっくりマッサージしましょう。回数は10回から20回程度を目安にしてください。強い刺激は子宮にも良くないのでやさしく行ってください。

 

腸を刺激するのが不安、という方は、腰回りをマッサージしましょう。

 

ウエストライン上にある腰骨に両手を当てて、上下にゆっくりとさすってください。腰骨をマッサージすると、骨盤回りの血行が促進されて温まってきます。骨盤回りを温めることで腸も温まって働きが活性化されるので、便意を促して便秘解消に繋がります。

 

向いていないもの

 

市販の下剤

市販の下剤(便秘薬)の多くは、大腸刺激性の成分が含まれています。これらを多用すると子宮の収縮が促進されるといわれており、それが早流産につながることもあるようです。

 

ですから、妊娠中は自己判断で市販の便秘薬を服用するのは避けたほうがよいでしょう。どうしても苦しいときに便秘を放置するよりは下剤で出したほうがベターですが、その際でも医師と相談の上で処方された下剤を使用するようにします。

 

浣腸

浣腸は便秘に関して最も即効性があり効果的ですが、下剤と同じく早流産につながるリスクもあるようですから、できるだけ使用は避けたいですし、あくまで医師の診察を受けた上で行い、勝手に自宅で行うことは避けたほうが良いようです。

 

妊婦さん全員におすすめしたい!おなかにやさしい便秘解消法はこちら

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