蕎麦はアレルギーが心配?

温かい蕎麦

 

妊娠中はなるべく栄養価が高くて健康的な食べ物を食べるように心がけたいところですが、蕎麦はそのような食事としておすすめするもののひとつです。

 

でも中には赤ちゃんに蕎麦アレルギーが出るのではないかと心配される方もおられるかもしれません。

 

では、そばの栄養とアレルギー面の心配について整理したいと思います。

 

そばの疲労回復効果がすごい!

 

妊婦は赤ちゃんの宿った喜びとともに心配や体調の変化によるストレスも多いものです。そのためにイライラしたり疲れやすくなることもあるかもしれません。

 

ざるそば蕎麦に豊富に含まれるビタミンB1はそんな疲労時に効果的です。ビタミンB1は「疲労回復ビタミン」とも呼ばれ、糖質をエネルギーに変換するのに欠かせない栄養素です。

 

また同じく多く含まれるビタミンB2は体の抵抗力を高めますから、疲れによってさらに体調を崩すことを防いでくれます。

 

さらに蕎麦には良質な植物性たんぱく質が多く含まれます。これは白米やうどんと比較しても勝っていて、しかもたんぱく質を形づくっているアミノ酸のバランスがとても良いのです。

 

アミノ酸が不足すると、体の疲れも感じやすくなりますから、疲労防止の面でもそばを食べることが役立つことになります。

 

そばは、のど越しがよく、疲れであまり食欲のないときに食べやすいのもうれしいですね。

 

そして、蕎麦の栄養で忘れていけないのは、ルチンという成分です。

 

ルチンは抗酸化作用のあるポリフェノールの一種で、血液をサラサラにしてくれ、健康に害となる活性酸素を除去してくれるのです。

 

ですから、妊婦にとって要注意の高血圧や糖尿病の予防としても役立ちますね。

 

またルチンは美容面では美白の効果があり、シミ・そばかすを防ぐとも言われています。

 

ちなみにルチンを多く含む蕎麦の種類があり、それは「韃靼(だったん)そば」と呼ばれるものです。普通の蕎麦よりも100倍も多くルチンが含まれているとか。

 

胎児へのアレルギーへの影響は?

盛りそば

 

妊娠中の食事と胎児のアレルギーとの関係についてはいろいろと言われていますが、ママが食事を制限したところで赤ちゃんのアレルギーを予防することはできないというのが現在の通説になっています。

 

赤ちゃんのアレルギー予防に効果のあることがはっきり分かっているのは、今のところ「禁煙」だけです。

 

ですから、蕎麦だけでなく、卵や乳製品などでもアレルギーを心配して食べないようにしたからといって赤ちゃんのアレルギー発症の確率が低くなるとは言えないということになります。

 

むしろ、食事を制限することによって生じる悪影響が心配です。母体も胎児も栄養不足になると健康や発育の面で害となります。

 

もちろん栄養価が高いからと蕎麦ばかりを食べると、それはそれで栄養の偏りが生じて良くありませんが、バランスの良い食事のメニューとして含めるなら、そばはたくさんのメリットのある食べ物なのです。

 

ただし、蕎麦のダシやツユは塩分を多く含みますから、全部飲んだり、ツユのつけすぎには注意が必要です。

 

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